●Study06.
十二支-陰陽五行-
陽の水性「子」
十二支のトップバッターは「子」で陽の水性、自然界では「壬」と同じく「大海・大河」です。
季節は真冬、方向は真北です。
イメージとしては北方にある冬の海。
冷たいけれど、とても澄んでいて透明度の高い海水。
でも、冬の海は荒れやすいですよね。
つまり、生まれた日に「子」を持つ人は、普段は論理的思考の持ち主なため、クールで冷静沈着な人ですが、冬の荒波のように人生の波はかなり荒いようです。
「子」所有の実弟。
決して順風満帆とは言えませんが、半世紀以上生きると、荒波
十二支のトップバッターは「子」で陽の水性、自然界では「壬」と同じく「大海・大河」です。
季節は真冬、方向は真北です。
イメージとしては北方にある冬の海。
冷たいけれど、とても澄んでいて透明度の高い海水。
でも、冬の海は荒れやすいですよね。
つまり、生まれた日に「子」を持つ人は、普段は論理的思考の持ち主なため、クールで冷静沈着な人ですが、冬の荒波のように人生の波はかなり荒いようです。
「子」所有の実弟。
決して順風満帆とは言えませんが、半世紀以上生きると、荒波
陰の土性「丑」
「丑」は陰の土性で、自然界では「己」と同じく「大地・田園」ですが、季節が晩冬で方位が北北東のため、大地を雪が覆っているので「凍土・湿土」になります。
早春になって一筋の光(辛)が当たり、冷たい雪(癸)が輝き、溶け始め、やがて土(己)が顔を出すのをじっと辛抱強く待つイメージです。
生まれた日に「丑」を持つ人もそんなイメージ。
大きく発展する前をじっと待つ忍耐強い努力家です。
人生行程速度は遅いため、中年期以降に運をつかみます。
子どもが「丑」所有者の場合、子育てに焦りは禁物!
雪が溶けるまで待ってください。
雪の下でも大地は、確実に多くの生き物を育んでいますよ
「丑」は陰の土性で、自然界では「己」と同じく「大地・田園」ですが、季節が晩冬で方位が北北東のため、大地を雪が覆っているので「凍土・湿土」になります。
早春になって一筋の光(辛)が当たり、冷たい雪(癸)が輝き、溶け始め、やがて土(己)が顔を出すのをじっと辛抱強く待つイメージです。
生まれた日に「丑」を持つ人もそんなイメージ。
大きく発展する前をじっと待つ忍耐強い努力家です。
人生行程速度は遅いため、中年期以降に運をつかみます。
子どもが「丑」所有者の場合、子育てに焦りは禁物!
雪が溶けるまで待ってください。
雪の下でも大地は、確実に多くの生き物を育んでいますよ
陽の木性「寅」
「寅」は陽の木性で自然界では「甲」と同じく「樹木・大木」です。
季節は立春、方位は東北東。
つまり「寅」は、厳しい冬をじっと耐えていた山(戊)の樹木(甲)が春を迎え、陽(丙)を浴び、今まさに活動を始めようとしている状態です。
外からは見えませんが、内側には前進への気迫が迫ります。
「気迫」…これは生まれた日に「寅」を持つ人の内側にも存在します。
何か新しく始めよう!前に前に進もう!とする気迫が全身に宿っています。
娘が「寅」所有者。
「楽したい」と言いつつ、常に新しいモノ・コトに目が向き前進しようとするため、自ら波乱のタネを蒔き、平穏とは無縁な人生です(滝汗)
「寅」は陽の木性で自然界では「甲」と同じく「樹木・大木」です。
季節は立春、方位は東北東。
つまり「寅」は、厳しい冬をじっと耐えていた山(戊)の樹木(甲)が春を迎え、陽(丙)を浴び、今まさに活動を始めようとしている状態です。
外からは見えませんが、内側には前進への気迫が迫ります。
「気迫」…これは生まれた日に「寅」を持つ人の内側にも存在します。
何か新しく始めよう!前に前に進もう!とする気迫が全身に宿っています。
娘が「寅」所有者。
「楽したい」と言いつつ、常に新しいモノ・コトに目が向き前進しようとするため、自ら波乱のタネを蒔き、平穏とは無縁な人生です(滝汗)
陰の木性「卯」
「卯」は陰の木性で自然界では「乙」と同じく「草花」です。
季節は仲春、方位は真東です。
草花にとっては最も勢いがある時季です。
草花は同種類で群れて咲きます。
そのため、生まれた日に「卯」を持つ人は、趣味や嗜好、意見が合う人とは同調しますが、違う人とは協調したがりません。
ただ、基本的には柔軟性に富み、敵を作ることを嫌います。
草花には画像のような蔦もあります。
ここから連想されるのは、卯さんは頼れる人や居心地の良い場所を見つけたら、とことん巻き付いて(笑)、その人の側、その場所にずっと居続けようとします。
逆にそれが見つかるまでは、さまようことも…(汗)
「卯」は陰の木性で自然界では「乙」と同じく「草花」です。
季節は仲春、方位は真東です。
草花にとっては最も勢いがある時季です。
草花は同種類で群れて咲きます。
そのため、生まれた日に「卯」を持つ人は、趣味や嗜好、意見が合う人とは同調しますが、違う人とは協調したがりません。
ただ、基本的には柔軟性に富み、敵を作ることを嫌います。
草花には画像のような蔦もあります。
ここから連想されるのは、卯さんは頼れる人や居心地の良い場所を見つけたら、とことん巻き付いて(笑)、その人の側、その場所にずっと居続けようとします。
逆にそれが見つかるまでは、さまようことも…(汗)
陽の土性「辰」
「辰」は陽の土性で自然界では「戊」と同じく「山岳」ですが、「河口の土」「三角州」の意味もあります。
季節は季春、方位は東南東、農耕に力を入れる時期です。
山間部(戊)の水(癸)を張った田んぼに稲(乙)を植える時期です。
ここから作物は成長を始めるため、辰を天地が動く位置「動天地」と言います。
動天地…辰を生まれた日に持つ人は、天をも動かす力がある人です。
新しい世界を創造する力のある人です。
ただし、トントン拍子にはいきません。
苦悩や挫折が必須条件です。
秋の収穫時期までは酷暑に耐え、度重なる台風から身を守り、それでも稲を成長させねばなりませんからね。
「辰」は陽の土性で自然界では「戊」と同じく「山岳」ですが、「河口の土」「三角州」の意味もあります。
季節は季春、方位は東南東、農耕に力を入れる時期です。
山間部(戊)の水(癸)を張った田んぼに稲(乙)を植える時期です。
ここから作物は成長を始めるため、辰を天地が動く位置「動天地」と言います。
動天地…辰を生まれた日に持つ人は、天をも動かす力がある人です。
新しい世界を創造する力のある人です。
ただし、トントン拍子にはいきません。
苦悩や挫折が必須条件です。
秋の収穫時期までは酷暑に耐え、度重なる台風から身を守り、それでも稲を成長させねばなりませんからね。
陰の火性「巳」
「巳」は陰の火性で自然界では「丁」と同じく「灯火」などの「地上の小さな火」です。
季節は立夏、方位は南南東です。
私のイメージは、夏に陽(丙)が沈んだ山(戊)で炊くキャンプファイヤー。
一歩間違えると鉄(庚)をいとも簡単に溶かし、山火事をも引き起こしかねない、地上の火です(汗)
灯火は暗闇で存在感を表します。
暗闇の灯火は幻想的で、人を魅惑します。
生まれた日に「巳」を持つ人もそう!
感性が鋭く、直感力もあり、人を導く温かみのある人です。
しかし!
時に辺り一面を燃え尽くすほどの強い執念や激しい怒りとなって表れることがあります。
亡き父が「巳」所有者。納得!(苦笑)
「巳」は陰の火性で自然界では「丁」と同じく「灯火」などの「地上の小さな火」です。
季節は立夏、方位は南南東です。
私のイメージは、夏に陽(丙)が沈んだ山(戊)で炊くキャンプファイヤー。
一歩間違えると鉄(庚)をいとも簡単に溶かし、山火事をも引き起こしかねない、地上の火です(汗)
灯火は暗闇で存在感を表します。
暗闇の灯火は幻想的で、人を魅惑します。
生まれた日に「巳」を持つ人もそう!
感性が鋭く、直感力もあり、人を導く温かみのある人です。
しかし!
時に辺り一面を燃え尽くすほどの強い執念や激しい怒りとなって表れることがあります。
亡き父が「巳」所有者。納得!(苦笑)
陽の火性「午」
「午」は陽の火性で自然界では「丙」と同じく「太陽」です。
季節は仲夏で方位は真南です。
真南にある真夏の太陽…
みなさんはどんなイメージですか?
灼熱の太陽・ギラギラした太陽・溶けるように暑い。
など、“酷暑”“猛暑”が連想される太陽のイメージが浮かびませんか?
「午」はそんな太陽です。
大地(己)が火(丁)で炙られたような熱さ。
生まれた日に「午」を持つ人は、
一言で言うと何事に対しても全力で取り組む“熱い”人です。
スケールが大きくカリスマ性もあり、世話好きでもありますが、なんせ真夏の太陽で“熱い”ので、周囲からはお節介に見られて損することもあります。
うっ…
「丙午」ひのえうま…聞いたことはありますか?
昭和40年前後生まれの人はわかりますね。
昭和41年が丙午の年でした。
この年は出生率がぐんと減りました。
丙も太陽、午も太陽ということから、「この年に生まれた女の子は将来、熱過ぎて周囲を焼き尽くす」と恐れられていた所以です(汗)
「午」は陽の火性で自然界では「丙」と同じく「太陽」です。
季節は仲夏で方位は真南です。
真南にある真夏の太陽…
みなさんはどんなイメージですか?
灼熱の太陽・ギラギラした太陽・溶けるように暑い。
など、“酷暑”“猛暑”が連想される太陽のイメージが浮かびませんか?
「午」はそんな太陽です。
大地(己)が火(丁)で炙られたような熱さ。
生まれた日に「午」を持つ人は、
一言で言うと何事に対しても全力で取り組む“熱い”人です。
スケールが大きくカリスマ性もあり、世話好きでもありますが、なんせ真夏の太陽で“熱い”ので、周囲からはお節介に見られて損することもあります。
うっ…
「丙午」ひのえうま…聞いたことはありますか?
昭和40年前後生まれの人はわかりますね。
昭和41年が丙午の年でした。
この年は出生率がぐんと減りました。
丙も太陽、午も太陽ということから、「この年に生まれた女の子は将来、熱過ぎて周囲を焼き尽くす」と恐れられていた所以です(汗)
陰の土性「未」
「未」は陰の土性で「己」と同じく自然界では「大地」です。
ただし、季節が季夏(晩夏)で方位が南南西のため「乾いた大地」となり、「砂漠」ともとれます。
「丑」が凍土で湿った大地だったので真逆になります。
夏で干上がった大地(己)はまだまだ火(丁)で炙ったような熱さが残り、かろうじて草花(乙)が成長するのみです。
こう見ると「卯」や「乙」は強いですね〜。
適環境を見つけたら、巻きついたり這ったりしながら生きる逞しさをを感じます(笑)
おっと、脱線しかけました(笑)
生まれた日に「未」を持つ人は、砂漠のようにドライでサッパリしています。
個人的には「未」持ちで、ウジウジ悩む人にあったことがありません。
女性の場合、サバサバして明るい人、
男性の場合、社会的にある程度地位の高い人でもどこか庶民的です。
そして面白いことに、子どもの頃、または今でも水泳をしている人が多い!
砂漠ゆえにオアシスを無意識に求めているのかも(笑)
「未」は陰の土性で「己」と同じく自然界では「大地」です。
ただし、季節が季夏(晩夏)で方位が南南西のため「乾いた大地」となり、「砂漠」ともとれます。
「丑」が凍土で湿った大地だったので真逆になります。
夏で干上がった大地(己)はまだまだ火(丁)で炙ったような熱さが残り、かろうじて草花(乙)が成長するのみです。
こう見ると「卯」や「乙」は強いですね〜。
適環境を見つけたら、巻きついたり這ったりしながら生きる逞しさをを感じます(笑)
おっと、脱線しかけました(笑)
生まれた日に「未」を持つ人は、砂漠のようにドライでサッパリしています。
個人的には「未」持ちで、ウジウジ悩む人にあったことがありません。
女性の場合、サバサバして明るい人、
男性の場合、社会的にある程度地位の高い人でもどこか庶民的です。
そして面白いことに、子どもの頃、または今でも水泳をしている人が多い!
砂漠ゆえにオアシスを無意識に求めているのかも(笑)
陽の金性「申」
「申」は陽の金性で自然界では「庚」と同じく「鉄鉱石」や「大きな石や岩」です。
季節は立秋、方位は西南西です。
水量の多い滝(壬)が勢いよく溢れ出る岩山(庚・戊)のイメージです。
滝の下からそびえ立つ岩山を見上げると、迫力満載で自然の脅威さえ感じるのではないでしょうか。
生まれた日に「申」を持つ人も、気迫に満ちていて、何事においても前進力がありますが、それが悪く出ると攻撃力になり、威圧的になることも。
また、数字に強く、頭の回転が速いため、申さんと勝負するには、数値戦略が一番!
夫と息子が申なので、彼らを説得する時は毎回数値で示すしかない私(苦笑)
「申」は陽の金性で自然界では「庚」と同じく「鉄鉱石」や「大きな石や岩」です。
季節は立秋、方位は西南西です。
水量の多い滝(壬)が勢いよく溢れ出る岩山(庚・戊)のイメージです。
滝の下からそびえ立つ岩山を見上げると、迫力満載で自然の脅威さえ感じるのではないでしょうか。
生まれた日に「申」を持つ人も、気迫に満ちていて、何事においても前進力がありますが、それが悪く出ると攻撃力になり、威圧的になることも。
また、数字に強く、頭の回転が速いため、申さんと勝負するには、数値戦略が一番!
夫と息子が申なので、彼らを説得する時は毎回数値で示すしかない私(苦笑)
陰の金性「酉」
「酉」は陰の金性で自然界では「辛」と同じく「玉石・宝石」です。
季節は仲秋、方位は真西で春分、秋分の日に太陽が沈む方角です。
夕陽を浴びてプリズムを放つ美しい玉石です。
生まれた日に「酉」を持つ人は、宝石に相応しいものを求める本能があり、身だしなみに気を配りオシャレです。
センスも良く、色彩感覚にも優れた豊かな感性があります。
一方でプライドが高くエリート意識があり、申が武官なら酉は文官に例えられます。
ただ文官気質と言えども、組織的協調性にはやや欠けます。
芸事の才能があり、特に音声の綺麗な人が多いとのデータがあります。
私は「酉」所有者ですが何か?笑
「酉」は陰の金性で自然界では「辛」と同じく「玉石・宝石」です。
季節は仲秋、方位は真西で春分、秋分の日に太陽が沈む方角です。
夕陽を浴びてプリズムを放つ美しい玉石です。
生まれた日に「酉」を持つ人は、宝石に相応しいものを求める本能があり、身だしなみに気を配りオシャレです。
センスも良く、色彩感覚にも優れた豊かな感性があります。
一方でプライドが高くエリート意識があり、申が武官なら酉は文官に例えられます。
ただ文官気質と言えども、組織的協調性にはやや欠けます。
芸事の才能があり、特に音声の綺麗な人が多いとのデータがあります。
私は「酉」所有者ですが何か?笑
陽の土性「戌」
「戌」は陽の土性で自然界では「戊」と同じく「山岳」。
晩春の「辰」とは真逆で、季節は晩秋、方位は西北西の山岳ですが、北方高地、寒冷地の山岳というニュアンスがあります。
イメージとしては、沈み行く太陽の光(辛)が寒冷地の山岳(戊)を照らし、辺り一面を朱(あか)く染めた(丁)幻想的な情景です。
そのイメージから、雄大さ、どっしりとした安定感が伺えるように、生まれた日に「戌」を持つ人は、何と言っても信頼感があります。
義理堅く、勇気があり、責任感もあります。
真面目な堅物のイメージを持たれますが、深く接するとユーモアのセンスがあり、社交性もあります。
芸術や文芸に造詣が深いのも特徴です。
「戌」は陽の土性で自然界では「戊」と同じく「山岳」。
晩春の「辰」とは真逆で、季節は晩秋、方位は西北西の山岳ですが、北方高地、寒冷地の山岳というニュアンスがあります。
イメージとしては、沈み行く太陽の光(辛)が寒冷地の山岳(戊)を照らし、辺り一面を朱(あか)く染めた(丁)幻想的な情景です。
そのイメージから、雄大さ、どっしりとした安定感が伺えるように、生まれた日に「戌」を持つ人は、何と言っても信頼感があります。
義理堅く、勇気があり、責任感もあります。
真面目な堅物のイメージを持たれますが、深く接するとユーモアのセンスがあり、社交性もあります。
芸術や文芸に造詣が深いのも特徴です。
陰の水性「亥」
「亥」は陰の水性で自然界では「癸」と同じく「水滴や雨滴」ですが、季節は立冬、方位は北北西なので、北方の冷たい水、側に落葉した樹木(甲)が立つ、今にも凍りそうな小川(壬)といったイメージでしょうか。
そのため、生まれた日に「亥」を持つ人も冷たい人に見られますが、自分が寒いので逆に団結心と助け合い精神が生まれ、家庭や仲間を大切にする人となります。
特に女性は家庭の中心になって、常に明るい家庭作りを目指します。
実母が「亥」です。
家庭を放ったらかし、仕事に生きる私を理解できなかったようですが(苦笑)、
実母のお陰で夫と子どもたちは家庭の温もりを知りました。感謝
「亥」は陰の水性で自然界では「癸」と同じく「水滴や雨滴」ですが、季節は立冬、方位は北北西なので、北方の冷たい水、側に落葉した樹木(甲)が立つ、今にも凍りそうな小川(壬)といったイメージでしょうか。
そのため、生まれた日に「亥」を持つ人も冷たい人に見られますが、自分が寒いので逆に団結心と助け合い精神が生まれ、家庭や仲間を大切にする人となります。
特に女性は家庭の中心になって、常に明るい家庭作りを目指します。
実母が「亥」です。
家庭を放ったらかし、仕事に生きる私を理解できなかったようですが(苦笑)、
実母のお陰で夫と子どもたちは家庭の温もりを知りました。感謝
ここまで、実象である「十干十二支」についてお話してきました。
次は、表象を形成する十象についてお話していきます。
次は、表象を形成する十象についてお話していきます。